バルト三国の一番下にあるリトアニアでは、首都のビリニュスの他に「カウナス」も訪問したいと考えていました。
カウナスは第二次世界大戦前の一時期、リトアニアの首都が置かれていたところで、杉浦千畝さんがユダヤ人に命のビザを発行し続けた場所です。
日本とは縁のある場所なので、一日ちょっとしか無いリトアニア滞在ですが、日本人としては、是非訪れたい場所です。
ヘルシンキからリトアニアに移動して、まず驚いたのが、リトアニア人らしき人しかいない事でした。ヘルシンキには、いろいろな人種の人がいて、英語表記があってという感じでしたが、リトアニアのビリニュスでは、ほとんど東洋人なんて見かけませんでした。
でも、カウナスには、杉原記念館があって、カウナス駅やホテルにも杉原千畝のプレートがあったりで、日本とのつながりを感じる場所です。記念館には観光客が大勢いました。
これは、カウナス駅にある記念プレート。
杉原千畝が帰国直前に滞在していたホテルにも記念プレートがあります。
ビリニュスからカウナスは、1時間~1時間半くらいかかるので、カウナスに滞在できたのは4時間くらい。
「悪魔の博物館」にも行ってみたかったけど、そんな時間はありませんでした。
ハッキリ言って、ビリニュスよりも、見所が多くて魅力的な街でした。いつか、もう一度訪れる機会があったら、ビリニュスよりも、カウナスに重点を置いて観光したいですね。
ではでは。