ヴァンター空港からヘルシンキ中央駅までは、リング・レイル・ラインという列車で向かいます。
空港の電車の表示をたどって行くとホームに向かうエスカレーターの手前に券売機があるので、まずはここでチケットを買っておきましょう。
中央のVRというのが鉄道のことです。なんだかJRとマークと色が似ていますよね。
こちらがチケット。5ユーロで、80分後の16:35までは乗り換えても有効です。この券売機は、現金は使えず、クレジットカードでしか購入できませんでしたよ。
そして、長ーいエスカレータを降ります。
途中、スーツケースを持った人はエレベータへ誘導するような表示があったのですが、納得です。ここで大きめのスーツケースを落としてしまったら、ぶつかった人は大けがしてしまいますよね。
私はエスカレーターの方に行ってしまったので、慎重にスーツケースを持っていました。
地下深い所に、ホームがありました。
ちなみに、リング・レイル・ラインは、時計回りのP線と反時計回りのI線がありますが、どちらもヘルシンキ中央駅に向かいますので、どの列車に乗っても大丈夫ですが、P線の方が5分くらい早く着くそうです。
首都ヘルシンキが近づいているのに、ド田舎です。いえ、ノドカです。
およそ30分でヘルシンキ中央駅に到着。前回(2015年9月)は列車が中途半端にしか開通していなかったので、フィンエアーバスを使いました。
この時、空港で購入したSIMカードの入れ替えと設定をしていたら、バスに酔ってしまった。フィンエアバスも列車も、値段、所要時間とも殆ど変わらないので、個人的には列車がオススメです。
ヘルシンキ中央駅も静かですね。
中央駅の目の前からトラムに乗って、ハカニエミのホテルに向かいます。2度目のヘルシンキなので、迷わずにスイスイ行けました。
前回、トラムにスーツケースを乗せるのは困難なのでは?と心配していたのですが、ヘルシンキのトラムは古いものもあるけれども、近代的なので問題ありません。
段差が少なく、ベビーカーを押したママさんにも優しい作りなので、大きめのスーツケースでも安心ですよ。
10分もかからず、ハカニエミ駅に到着。ヘルシンキでの宿泊先は、トラムの停留所の目の前にある「クムルス シティ ハカニエミ ヘルシンキ」です。結局、空港から殆ど歩くことなくここまで来られました。
ヘルシンキ中央駅の周辺は人が多く、道が石畳でガタガタだったりするので、重いスーツケースを引いて歩くのは大変だったりします。
ヘルシンキ中央駅から徒歩10分とかのホテルに泊まるんでしたら、トラムで少し移動した駅前のホテルの方が楽ですよ。リング・レイル・ラインのチケットで、さらにトラムのチケットを買う必要はありませんしね。
ではでは。